【Nintendo】新型Switch Liteと初代Switchの違い
任天堂 Nintendo Switch Lite公式ページより ©Nintendo。
Nitendoがやってくれました! なんと新型Switchが発表!
9月発売予定の新型Nitendo Switch Liteと初代Switchの違いをまとめます。
※2019年8月28日追記:本ページでは2019年8月30日以前に販売された初代通常版SwitchとSwitch Liteの比較をしています。
その後、通常版のSwitchは2019年8月30日よりバッテリー持続時間が改善するマイナーチェンジが施されています。
マイナーチェンジ後の新型通常版SwitchとSwitch Liteとの比較は下記リンクよりご覧ください。
発売日&価格とカラー
任天堂 Nintendo Switch Lite公式ページより ©Nintendo。
新型Nitendo Switch Liteの発売日は2019年9月20日金曜日。価格は19,980円(税抜)。
カラーリングはイエロー、グレー、ターコイズの3色展開。初代Switchと同じくいろいろなゲームタイトルとコラボしたデザインや新色などでどんどん増えていってくれることでしょうね。
ポケモンソード・シールドバージョン「 ザシアン・ザマゼンタカラー 」
任天堂 Nintendo Switch Lite公式ページより ©Nintendo。
実際、Switch Liteの発表と同時に11月発売のポケモンソード・シールドバージョン「 ザシアン・ザマゼンタカラー 」も発表されました。
なのでSwitch Liteは実質4色の発表です。
ポケモンソード・シールドに出てくる伝説のポケモン、ザシアンとザマゼンタを冠したものらしく、裏側には2匹の絵も入っています。
Switch Liteと初代Switchの違いはコレ!
任天堂公式サイト どっちのSwitch?より ©Nintendo。
現時点で情報・違いをまとめる限り、Switch Liteまさしく廉価版・携帯専用Nintendo Switchといえます。
Switch LiteはSwitchなのに「 スイッチ 」できないのです。
- Switch Liteはドック非対応でテレビにつなげられない。
- 携帯モード非対応のゲームはプレイできない。
- コントローラー一体型でJoy-Conの脱着はできない。
- Switch Lite本体に振動機能、モーションIRカメラなし。
- 別途Joy-Conやプロコンなどを無線接続すれば振動機能&IRカメラは使える。
- 小型化で本体サイズは縦約1cm、横約3cm小さく。厚みは同じ。
- 画面も小さく。通常版6.2インチ / Lite画面5.5インチ。
- 軽量化でJoy-Conつきの通常版に対して100gほど軽く。
- バッテリーは新型のLiteの方が若干長持ち。30分程度。
- 価格は19,980円で通常版より1万円安く。
新型のSwitch Lite、初代Switchとはゲーム機としての性格が大分違うんですよね。
初代Switchとソフトを共有できるけど実は3DSに近い、っていうのが実際のところではないでしょうか。なのですでに初代Switchを買った方もハンカチを噛まなくていいんじゃないかと。
つまり私の精神衛生も保たれたってことです。以下、各違いについて細かく解説します。
ドック非対応でテレビ接続&本体へのJoy-Con脱着不可
任天堂公式サイト どっちのSwitch?より ©Nintendo。
ゲームハードとして一番の違いはコレ。Switch Liteはドック非対応&コントローラが一体型なので、Switch Liteは初代Switchでいう携帯モードでのプレイが基本です。
テレビの大画面でゲームを楽しみたいって方は大人しく旧型通常版たる初代Switchを買うしかない、ってところですね。
ちなみにNintendo公式発表ではSwitch LiteはTVモード / 携帯モード / テーブルモードのうち携帯モードしか使えないとされています。
が、別途購入したJoy-Conを使ってマリオパーティーをプレイ可能ともしているので、実質的にテーブルモードでの利用は可能なはず。恐らくSwitch Lite専用のスタンドやなんかも発売されるかと思われます。
つまり、実質的にSwitch Liteで対応していないのはTVモードのみってこと。
あくまでも推測ですが、そのTVモードもSwitch Lite用ドックやUSB – HDMIのケーブルとかが対応する可能性もゼロではないと考えられます。
NintendoはTV接続不可としているので純正対応は期待できないとはいえ、サードパティー製のものが出る可能性は十分にあります。
初代Switchも非純正の便利グッズたくさん出ていますし。
一部プレイできないゲームも
任天堂公式サイト どっちのSwitch?より ©Nintendo。
今後発売されるゲームも含め、Switch Liteでは一部プレイできないゲームがあります。
Switch Liteが対応できるので携帯モードのみ。なので携帯モードでプレイできないゲームはSwitch Liteプレイ不可です。
(後述しますが、実質テーブルモードは可能なのでTVモード専用ゲームがプレイできない?)
3DSのときも性能の問題でNew 3DS / New 2DSでないとプレイできないゲームあったのですが、アレに近い感じ。といってもNew 3DS専用ソフトは片手で数える程度でしたが。
なお、組み立てた段ボールとSwitch本体を利用する体感型ゲームNintendo Lab自体は別途Joy-Conを購入することでプレイ可能の模様です。
価格は通常版より1万円安い
新型のSwitch Liteは旧型・通常版の29,980円よりも1万円安い19,980円での発売です。
ただこれ、ドックのみで5,980円、HDMIケーブル&アダプター付属のドックセットが8,980円な点を考えれば価格的には妥当かも?
とはいえあとから別売りのドック買ってもSwitch Liteはつけられませんので、「 テレビにつないで楽しみたい! 」って方は通常版を買うしかないんですけれど。サードパティー製のLite用ドックが出ない限りは。
ちなみに1万円程度の違いだと、4人でなにかのゲームやるためにJoy-Con2セット買ってとかいろいろ揃えてるうちに初代Switch+Joy-Con1セット買うのと大差なくなっていく可能性大。
どんなゲームをやりたいか、一人だけでやるのかみんなでもやりたいのかをよく考えて旧型通常版の初代Switchか新型廉価版のSwitch Liteにするかを選択したほうがいいでしょう。
HD振動機能とモーションIRカメラなし
Switch Liteは本体の振動機能とモーションIRカメラ機能なしです。小型化&製造コストを抑えるためでしょうね。
しかし別途Joy-Conやプロコンを無線でつなぐことで振動やモーションIRカメラ機能を利用することは可能。
まだ発表はされていませんが、Switch Liteを立てるためのスタンドなども発売されるものと思われます。
そうでもないとJoy-Conつないだところでマリオパーティなど複数人でやるゲームはプレイできませんから。
マリパもいいけど、4人でやるならオーバークック / オーバークック2もオススメです。
本体と画面の小型化&軽量化
任天堂公式サイト どっちのSwitch?より ©Nintendo。
Switch Liteは本体も画面も全体的に小型化されました。初代Switchとの比較をまとめると下記。
- 本体:横約3cm、縦約1cm小さく。厚みは同じ。
- 画面:初代の6.2インチに対してLiteは5.5インチに。
- 重量:約123g、30%軽量化
画面も本体サイズも全体的に一回り小さくなり、軽量化されて持ち運びはかなり楽になりました。
本体の画面解像度はどちらも同じく1280×720ピクセルで同じです。
Switchはどちらもベゼルも大きく厚みもあるので本体はもっと大きく感じますが、画面サイズでいえば初代Switch 6.2インチはスマホのGalaxy Note8とほぼ同じで、新型のSwitch LiteはiPhone8Plusとほぼ同じサイズ。
ちなみに初代Switchの重さは左右にJoy-Conつけた携帯モード時での重量。
たかが123gとお思いかもしれませんが、Switch Liteは初代Switchよりも約30%も軽量化されている計算。
携帯モードで上時間やるとき、初代Switchでは重いと感じていた方にとっては朗報ですね。
なお、Joy-Conをふたつあわせた重さが約100g程度。なので新型のSwitch LiteはJoy-Conをつけていない状態の初代Switchより軽い計算です。
参考までにSwitch Lite、初代Switch、Nintendo New3DS LLのサイズ・重量も載せておきます。
- Switch Lite
- サイズ:横208mm × 縦91.1mm × 厚さ13.9mm
重量:275g - 初代Switch
(左右Joy-Con付き) - サイズ:横239mm × 縦102mm × 厚さ13.9mm
重量:398g / Joy-Conなし297g - New3DS LL
- サイズ:横160mm × 縦93.5mm × 厚さ21.5mm
重量:329g
バッテリー持ちは新型Switch Liteの方がいい
若干ながら、新型Switch Liteの方が旧型通常版Switchよりもバッテリーもちがよくなっています。
公式発表では新型Switch Liteで約3時間~7時間程度。初代Switchが約2.5 – 6.5時間程度。もちろん負荷にもよりけりでしょうが、同じゲームをプレイするなら約30分稼働時間が延びた、と考えてよさそうです。
30分程度とはいえほぼ携帯専用機のSwitch Liteにとってバッテリーもちは非常に重要ですね。小型化しながらもバッテリー持ちがよくなったのは素晴らしいです。さすがNintendo。
推測ですけど、旧型の初代Switchは本体からJoy-Conのバッテリーへ給電してやる必要があるため電源効率が悪いのではないかと。その点、一体型のSwitch Liteのほうがバッテリー持ちが有利っぽい。気がする。もちろんパーツなどの高性能化もあるのでしょうけども。
実質3DS / 2DSの後継機扱い?
Nintendo Switch Liteは実質3DS / 2DSの後継機種としての役割を果たすゲームハードとして登場したといえます。
Nintendo Switch Liteの価格19,980円は、3DS / 2DSらと大体同じ価格帯。さすがに廉価版の2DS LLと比較するとちょっと高いですけど、3DS LLで18,800円と1,000円しか変わりません。
実は2019年に入って3DS / 2DS用ソフトの新作はソフトが出なくなった3DS / 2DSの後継機種としての役割を果たすのでしょう。
一体型コントローラー、左側が十字キーなのは超朗報
Switch Lite、せっかくコントローラーが一体型なら左側の矢印ボタンは十字キー仕様なのが地味に素晴らしい。さすが任天堂、わかってらっしゃる。
通常版SwitchはJoy-conの仕様上、Joy-Conをつけて携帯モードでプレイするとき、十字キーがないんですよ。左側にある矢印ボタン4つを十字キー代わりにしないといけないんです。
しかしボタンと十字キーとじゃやはり使い勝手が違いすぎる。特にレトロゲームや格闘ゲームでは十字キーがないと超不便でした。
携帯モード以外のときはプロコンとか使えばよかったからいいにしても携帯モードだけはどうにもならず、Nintendo純正ではないながらこんな商品が販売されていたほど。
そういう意味でSwitch Liteの左側はJoy-Conと変えて十字キーにした点、素晴らしい。英断です。ありがとう任天堂。ジーク・任天堂。フォーエバー任天堂。グッバイJoy-Con。
Wi-Fi専用のため本格的なオンラインゲーム・クラウドゲームは厳しいかも
簡単なオンラインゲームはともかく、スプラトゥーン2や侍スピリッツなどガチなオンライン対戦ゲームはネット回線的に厳しいかも。
(本体のType-C USB端子につなげる有線LAN変換アダプターが出る可能性もあるにはありますけど)
そういった本格的なオンラインゲームをプレイしたい方は初代Switchのようにドック対応の通常版Switchを買うことをオススメします。もしくは出るかもわからないけどSwitch Proを待つか。
Switch用ドックが非対応ということは有線LANもつなげられないということ。つまり無線LAN=Wi-Fiでしかネットにつなげられないってことです。
ポケモンなどのようなターン制の対戦ゲームだったりアイテムの交換程度ならネットを介してもさして問題ないかとは思います。
また、常時オンラインでプレイすることを前提としたクラウドゲームも快適にプレイするのが難しい可能性が高いです(バイオハザード7、アサシンクリードオデッセイなど)。
もちろんご自宅の環境・Wi-Fi速度にもよるかとは思いますが、速度だけ早くてもWi-FiだとPing値が安定せずラグが起こったり接続が切れることもありますので。
参考までに、マインクラフトRealmsサーバーで友人4人程度とプレイする分にはWi-Fiでもさして問題は感じず。ただし、Wi-Fiといっても我が家はNuroで速度的にはかなり早いのと、Wi-Fi機器がおいて部屋でプレイしてのことですが。
まとめ:新型Nintendo Switch Lite価格・発売日と初代Switchとの違い
- 新型のNintendo Switch Liteは2019年9月20日金曜日発売、価格は税抜19,980円で3色展開+ポケモンソード・シールドバージョン登場予定。
- コントローラー一体型のSwitch Liteは小型版・廉価版Switchとして登場した(ほぼ)携帯専用機。
- どちらかといえば携帯機の3DS / 2DSに近い立ち位置で、実質後継機と考えてよさそう。
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