Switch Liteか新型通常版Switchか、選び方とポイント
はじめてにせよ二台目にせよ、通常版のSwitchを選ぶかSwitch Liteを選ぶかで悩んでいるアナタ!
Switch Liteよりも通常版の方がお買い得ってこともありますし、通常版Switchを買うにもちょっとした罠があります。
今回は使い方に合わせた通常版のSwitchとSwitchLiteのどっちが正解か、選び方のポイントを解説します。
結論からいえば、明確にSwitch Liteの方がいい理由がなければ通常版の方がオススメです。
Switchは3種類ある!
まず、Switch本体は大きく分けて3種類あると憶えてください。
本記事ではそれぞれ旧型版Switch、通常版Switch、Switch Liteと呼称します。
- 新型通常版Switch:新型ながら見た目・機能は旧型版と同じだけど、バッテリー持ちは一番長い。
- 旧型通常版Switch:初期型。見た目・機能は新モデル通常版と同じだけどバッテリーが貧弱。
- Switch Lite:小型・軽量版で価格も一番安い新モデル。
それぞれについて軽く解説します。
新型通常版Switch
任天堂 Nintendo Switch Lite公式ページより ©Nintendo。
旧型通常版Switchのバッテリー持ちを改善した新型のSwitchです。2019年8月30日以降販売の通常版Switchはすべてバッテリー持ちが改善された新型になります。
バッテリーの持続時間以外の基本的な機能や見た目自体は同じ。価格も税抜29,800円で旧型通常版から据え置きされています。
初期型である旧型通常版とは箱のデザインで見分けることも可能。新型通常版は箱の背景が赤色です。
旧型通常版Switch
任天堂 Nintendo Switch Lite公式ページより ©Nintendo。
2019年8月29日以前に販売された旧型の通常版Switch。
見た目や基本機能自体は8月30日以降販売された新型の通常版Switchと同じですが、バッテリー持ちは全モデル中一番バッテリー持ちが悪いです。新型通常版Switchだけでなく、Switch Liteよりも稼働時間が短い。
2019年8月30日以降、新品として買う分にはバッテリーが改善された新モデルが手に入るはずですが、中古品を購入する際には注意。箱のデザインに注意しましょう。
なお、8月30日以降にバッテリーを交換をお願いすれば新モデルと同じバッテリーになるってこともありません。新モデルの通常Switchとは基板自体が違うとのこと。
Switch Lite
任天堂 Nintendo Switch Lite公式ページより ©Nintendo。
Switch Liteは携帯専用機として小型軽量化された新モデルです。廉価版でもあり、価格は通常版より約1万円安い税抜19,980円。
その代わりSwitch用ドックが非対応で、テレビにつなげることもできません。サードパティ製のアクセサリなどでテレビにつなげられるようになる可能性もゼロではありませんが、任天堂公式では非対応です。
据え置き機と携帯ゲーム機の切り替え=スイッチできる点がSwitch最大の特徴だったわけですが、そこを捨てて3DSの後継機種を目指した感です。
コントローラー一体型で本体にJoy-Conを付け外しすることはできませんが、ほか、振動機能がない、ごく一部ながらプレイできなかったりプレイ内容に制限が出てくるゲームがあるデメリットも。
一応、無線でJoy-Conをつないで離れた場所でプレイしたり複数人数でプレイすることはできます。任天堂公式では携帯モードのみとしていますが、実質テーブルモードも可能ってわけです。
メリットとしては通常版よりも軽くて小さいので携帯には便利な点。また一体型コントローラーには十字キーがついており、レトロゲームや格闘ゲームを楽しみたい方にはとてもよし。
(一応、通常版Switchでもコントローラーを別途用意すれば十字キーは利用可能だけど)
主な仕様の違い
通常版 | Switch Lite | |
---|---|---|
価格(税抜) | 29,800円 | 19,980円 |
重量 | 398g / Joy-Conなし297g | 275g |
サイズ | 横239mm × 縦102mm × 厚さ13.9mm | 横208mm × 縦91.1mm × 厚さ13.9mm |
画面サイズ | 6.2インチ | 5.5インチ |
バッテリー 持続時間 | 約4.5 – 9.0時間 (※旧型:約2.5 – 6.5時間) | 約3.0 – 7.0時間 |
ドック | 対応 | 非対応 |
HD振動 モーションIRカメラ | 対応 | 非対応 |
HD振動 モーションIRカメラ | 対応 | 非対応 |
明確にSwitch Liteがいい理由がなければ通常版で
結論からいえば、明確にSwitch Liteがいいって理由がなければ新型通常版の方がオススメです。初めてにせよ2台目にせよ、通常版SwitchかSwitch Liteかで迷ってる方はみんな同じ。
Switch Liteでも大丈夫、Liteのほうがいいのは下記条件に当てはまる方のみ。
- 絶対にテレビにつなぐことはない。
- 携帯ゲーム機として少しでも小さく軽い方がいい。
- どんな制限があってもとにかく安い方がいい。
- ほかの人と一緒に遊ぶなどでJoy-Conを買う予定が全くない。
携帯ゲーム機としてしか使わないのでドックは不要、って方にとっては小さくて軽いSwitch Liteの優位性は確かにあります(バッテリー持ちは新型通常版Switchの方が長いけど)。
しかし忘れられがちなのが最後の2点です。少しでも安い方がいいからSwitch Liteの方がいいって方は懸念が一つ。
使い方によってはSwitch Liteが絶対的にお買い得なわけではない、って点です。
Switch Liteは安いけど、お買い得ではない
Switch Liteの価格は税抜19,980円。通常版に比べおおよそ3分の1にあたる、約1万円安いです。
安いことは安いのですが、決してお買い得とは言えない事情もあります。
例えば、なにかのゲームを誰かと2人でプレイするためにJoy-Conを1セット買い増したら?
それだけで約7,000円の出費です。しかもSwitch LiteではJoy-Conの充電ができないため、別途Joy-Conの充電器も用意しないといけません。Nintendo純正のJoy-Con充電グリップが大体2,000円くらいです。
通常版SwitchにはもともとJoy-Conが1セット付属してるし、Switch本体につけて充電させればJoy-Conも充電されるので、別途充電グリップは不要。差額は約1,000円程度しかありません。10%の消費税を考えても2,000円程度かな。
1,000円~2,000円程度の差だったらドック&HDMIもついていてテレビにもつなげ、ソフトの制限もなくバッテリーも長持ちな新型通常版の方がいい、って判断になる方は多いはず。
2台目として購入される方も同じ考え方を
2台目として購入される方にも同じことが言えます。結局、新型通常版SwitchかSwitch Liteかで差額は約1万円。
のちのち4人でゲームをしたいとかJoy-Conが壊れたとかで1セット買い足すことになると、新型通常版Switchとの差額は3,000円まで縮まります。
しかも3,000円の差額でバッテリー持ちがもっとも長い新型Switch本体、Joy-Con1セット、ドック、HDMIが手に入るわけです。
もちろんJoy-Conを買い足す予定はないだとか懐の事情的に安く済ませたいとかもあるとは思いますが、将来的にどちらがいいか一度お考えになると良いかと。
新型の2台目セットもありますよ!
Switchには2台目セットって商品もあります。買えるのがNintendo Storeだけなので忘れられがちですが。通常版Switch本体とJoy-Con1セット&ストラップだけの商品。
これが税抜24,980円。実のところ、2台目購入のときは新型通常版Switchの2台目セットかSwitch Liteかで選ぶのがいいかなと。
Nintendo Switch 2台目用セット | My Nintendo Store
ただ、充電器がついてきません。2台とも充電したい用なときは不便なのと、データ引継ぎをするには両方充電器につなぐ必要あり。
私はSwitchの充電器をもうひとつ買い足してるしMacbookAirの充電器もあるので問題ありませんが、その辺も考慮したほうがいいかも。
まとめ:Switch Liteか新型通常版Switchかの選び方とポイント
- 新型通常版SwitchよりもSwitch Liteの方がいい条件はかなり限られる。
- Switch Liteはテレビには絶対つながず、小型・軽量モデルが好ましい人向け。
- Switch Liteを買ってもJoy-Conを買うと新型通常版を購入した時と差額が大差なくなるので注意。
- すでにお持ちの方は通常より安い通常版2台目セットも検討すべし。
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