負けない衛生兵の立ち回り方・使い方 バトルフィールドV初心者向け

バトルフィールドV衛生兵の立ち回り方

一人前の衛生兵を目指す新兵諸君、ようこそ戦場へ。

人数と拠点の制圧・防衛が非常に大事なバトルフィールドVにおいて、衛生兵は戦局を左右する超重要な存在だ。

また、敵を殺さなくてもチームに貢献でき、死なないための立ち回りも身につく点では衛生兵はFPS初心者な新兵にも非常にオススメな兵科だ。

だから私は同志として諸君らを歓迎し、衛生兵の立ち回り方や具体的な使い方など持てる限りのテクニックを伝授する。

あと軍曹としてはちょっと疲れてきた(飽きた)のであとはいつもの私が解説するぞ。

バトルフィールドV初心者の衛生兵新兵が覚えておきたいこと

衛生兵はFPS初心者やバトルフィールドV新兵にもオススメ。

まずFPS初心者やバトルフィールドV新兵諸君に覚えてほしいことをまとめておくと……

  • 分隊員同士ならどの兵科でも蘇生可能だが、衛生兵なら誰でも蘇生できる。
  • 蘇生速度は衛生兵がもっとも速い。
  • 回復パックを衛生兵自身は補給なしで無限に使える。(ほかの兵科は1個しか持てない)
  • 友軍の蘇生&回復パック供給も無限なので積極的に。
  • 蘇生した味方は回復パックを持っていないことが多いので渡してあげよう。
  • 煙幕で視界をさえぎるスモークグレネード超大事。
  • 衛生兵のサブマシンガンは近距離以外不利なので、中距離~遠距離での撃ち合いは避ける。

以上を踏まえ、解説してきます。

味方の回復と蘇生が一番のお仕事

衛生兵にもっとも求められる仕事は味方への回復パックの供給と蘇生です。

バトルフィールドVはコンクエやグランドオペレーションなど兵員チケット制&制圧 or 防衛のルールがメイン。倒されても衛生兵が蘇生できれば兵員チケットが減りません。

また実際の撃ち合いに戦いにおいても拠点旗の取り合いにおいても、戦力に直結する人数は超重要なポイント。味方が離脱せずこちらの人数をキープできれば、それだけ戦いを有利に進められることになります。

味方の火力を活かし数の暴力で戦いを有利にするためにも、積極的に回復パック供給&蘇生していきましょう。

なお、倒された味方は手持ちの回復パックをすでに使っていることがほとんど。衛生兵が蘇生すればそのまま回復パックを渡すこともでき一石二鳥です。

コンバットロール戦場医なら救急医療を活用

衛生兵のコンバットロール戦場医

倒れた味方に声をかけるとダッシュが速くなる。

コンバットロールがデフォルトの戦場医であれば、味方に声をかけることで衛生兵自身のダッシュが早くなる「 救急医療 」を活用しましょう。

救急医療:衛生兵を必要としている倒れた仲間に声をかけることで、ダッシュが速くなる

具体的には、倒れている味方に向けてQキー / R1を押すことで発動します。

駆けつける速度が速くなるので、より安全かつ迅速に味方の元へ駆けつけることができます。

蘇生は衛生兵が一番早い

バトルフィールドVでは分隊員同士であれば兵科にかかわらず誰でも蘇生できます。

が、蘇生にかかる時間は衛生兵がもっとも速い。ちょんと注射を打つだけで復活。あの注射器なに入ってんだよ絶対ヤバい薬だよアレ。

ほかの兵科だと肩を叩いて励ましたり引っ張って起こしたりと、蘇生までに結構時間がかかります。励ますだけでまた戦えるならほっといても死なないだろうと思うのですが。

蘇生中は無防備になるため、当然かかる時間が短い方が安全です。また、援護兵や突撃兵など火力のある兵士に援護してもらえればより安全。逆に衛生兵以外が蘇生してしまうと蘇生までの長い時間を衛生兵の心もとない火力で援護することになり、危険性が増します。

無理蘇生は禁物&スモークランチャーを活用

衛生兵のスモークグレネードランチャー

危険な場所ではスモークランチャーを活用しよう。

先述の通り衛生兵にとって蘇生は大事な仕事です。

ただし、味方が倒れている場所は危険であることがほとんど。敵の火線にさらされる可能性が高いことを忘れてはいけません。

特にスナイパーやLMG・MMGを持つ援護兵は同じ場所をキープすることが多いもの。蘇生に駆けつける衛生兵を待ち構えている場合も多いので、味方が倒れたからといってなにも考えず駆け付けるのは危険。

危険がある場所へ蘇生に向かう場合はガジェットのスモークランチャーを活用しましょう。スモークで見えなくなれば蘇生中に撃たれるリスクが格段に減ります。見えないのにスモークに向かって撃ってくることもありますが、置きエイムでもない限りまず当たりません。

なお、スモークランチャーは1度撃つとリロードが必要です。撃ったあとリロードせずにすぐサブマシンガンに切り替えると次回使いたいときすぐに使えません。余裕があるときにリロードしておくクセをつけましょう。

ときには見捨てる判断も必要

残念ながら味方全員を救うことはできません。ときには無理に助けず見捨てる判断も必要です。

例えば倒れているのが同じ分隊員であれば、無理に助けずとも衛生兵やほかの分隊員の近くでリスポンできます。

FPSゲームにおいて味方の死体がある場所=危険地域。本来であれば近づくべきではありません。

これから倒れるかもしれないほかの味方に回復パックを供給したり蘇生するためにも、衛生兵は死んではいけません。スモークランチャーの残弾がなく補給もできない状況など、共倒れのリスクが大きい場合は無理に蘇生しない方がいいでしょう。

無理蘇生すると衛生兵もやられますし、蘇生されたプレイヤーもまたすぐ倒される → キル確定までに時間がかかりリスポンが遅れてしまいます。

戦友を見捨てるのは心苦しい限りですが、勝利のために心を鬼にしましょう。

戦うときは有利な近距離で!

バトルフィールドV各兵科・武器の得意交戦距離

サブマシンガン得意な近距離で撃ち合えるように立ち回ろう。

バトルフィールドVや衛生兵に限らず、FPSゲームでは武器の得意な交戦距離を意識するのが基本です。不利な交戦距離では勝てる戦も落とします。

衛生兵のサブマシンガンが唯一まともに撃ちあって勝てる交戦距離は近距離のみです。常に有利な場所・距離を意識して撃ち合いましょう。

衛生兵のメイン武器 サブマシンガンは近距離戦向きの武器。弾が届く距離が短いうえ、威力の距離減衰が激しいため、中距離~遠距離が得意な援護兵のLMG・MMG、偵察兵のスナイパーライフルと距離を取って撃ち合うのは自殺行為です。

近距離~中距離が得意なアサルトライフルもある程度サブマシンガンに特徴が近いように思えますが、アサルトライフルの方が弾が遠くまでまっすぐ飛び威力減衰も少ないので、やはり距離を置いての撃ち合いでは不利。

  • 距離があるときは無理に撃ち合わず、障害物やスモークランチャーを利用し敵との距離を詰めるか離脱する。
  • 平野など広い場所ではなく陣地、街中、室内などに敵を誘い込む。

具体的には上記の立ち回りを意識しましょう。

至近距離や遭遇戦では腰撃ちを活用

曲がり角や室内などで敵と遭遇したときなど、近距離での撃ち合いではサイトを覗かずに腰撃ちで対応するのが基本です。

サイトを覗くADSは命中精度が上がる半面、

  • 視界が狭くなり、近距離にいる敵の急激な動きにエイムがついていけない。
  • 構えるまでにタイムロスがある。

など近距離でエイムを合わせるうえで致命的なデメリットがあります。

腰撃ちは弾がバラつきますが、比較的反動の小さいサブマシンガンなら距離さえ近ければ普通に当てられます。あとはサブマシンガンの連射力による弾の数で押し切りましょう。

近距離であれば、腰撃ちは精度が悪く構えるには時間のかかるLMG / MMGや連射がきかないスナイパーライフルは相手ではありません。

撃ち合いメインならコンバットロールを野戦衛生兵に

衛生兵のコンバットロール野戦衛生兵

戦闘向きのコンバットロール 野戦衛生兵。。

せっかく衛生兵を使うならデフォルトのコンバットロール「 戦場医 」でガンガン味方へ回復パック供給&蘇生して欲しいところ。しかしなかにはサブマシンガンでの撃ち合いをメインにしたい方もいらっしゃることでしょう。

撃ち合いメインの衛生兵でいきたいならコンバットロールを「 野戦衛生兵 」にしましょう。

「 緊急退避 」により自身のライフが少なくなると移動速度が上がります。衛生兵は回復パックを無限に使えるので、安全地帯まで離脱 → 回復により生存率が上がります。

また、格闘攻撃が強化される「 格闘手 」もついて室内や曲がり角での遭遇戦などいざというとき頼りになります。

攻撃側の場合、スモークランチャーを駆使して敵陣へ接近しよう

バトルフィールドVはマップ上に障害物の少ない平野部が多く、特に敵拠点を攻めにいく攻撃側は防衛側のMMG・LMG援護兵や拠点後方のスナイパー斥候兵にキルされ、なかなか進軍できないことが多々あります。

こうした不利を解消するためにも衛生兵らがスモークランチャーで友軍が敵拠点へ接近するルートを作る → 友軍がなだれ込む流れが定石。

拠点へ接近できれば、あとは拠点の敵にはみんなでグレネードやらダイナマイトやらを投げ込み、あぶりだされた敵には銃火を浴びせてやればよし。

もちろんスモークランチャーは味方の蘇生時にも使いたいところではありいますが、まずは一人の蘇生よりも多くの味方を前線を送り込むことを優先しましょう。

拠点攻略時に限れば、敵拠点にたどりつく前に倒れた味方一人を蘇生するのではなくそもそも友軍集団が倒れることなく敵拠点にたどりつくために使った方が建設的です。

ちなみに現在のところスモークで煙幕を張れるのは衛生兵と戦車とスモークグレネードをアンロックした斥候兵のみ。

戦車は数がかなり限られますし(そもそもエアボーン攻撃側は使えないし)、斥候兵が最前線でスモークグレネードを投げるシチュエーションも少々不自然。

基本的に、敵拠点へ進軍が無防備な場合、衛生兵がスモークランチャーで敵の視界をさえぎって道をつくるものを考えましょう。

防衛側はスモークの使い方に注意

反対にいえば、拠点防衛側の衛生兵はスモークの使い方に注意しないと敵の接近と侵入を許す事態を招きかねません。

うっかり拠点前方へ飛びだして遠距離射撃により死んでしまった味方兵士がいるからといって、その兵士を助けるために前方へスモークするのはちょっと考え物。

拠点から接近する敵を狙う味方から前方が見えなくなり、敵の接近を許すことにつながります。

拠点側方ならともかく、前方に飛び出して死んでしまったうっかりさんは放っておくのもあり。敵がまだ本格的に接近できていない状況であれば放っておいてもリスポンして戻ってこれます。まだ本格的に戦闘開始していなければ拠点内に分隊員がいてすぐ戻れるはずなので、無理に蘇生しない方がいいでしょう。

まとめ:バトルフィールドV衛生兵の立ち回り方・使い方

回復役の衛生兵とはいえ無限の自己回復で特に近距離での戦闘能力は決して悪くない方です。しかし、友軍回復や蘇生をしないなら戦車とも戦える突撃兵や火力のある援護兵でいいでしょって話。

もちろん衛生兵も余裕があればどんどん撃ち合いに参加すべきですし、敵がいて戦わない選択肢はありません。敵を排除できれば脅威はなくなります。

が、現実問題として火力の乏しい衛生兵が直に撃ち合うよりも火力のある援護兵や突撃兵、一撃必殺のあるスナイパーが戦線で安心して活躍できるよう、積極的に回復パック供給と蘇生を行いましょう。